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令和になって初めての労働保険の年度更新が始まります。
今年は、6月3日から7月10日までの間に、労働基準監督署、都道府県労働局および金融機関で手続きを行うことになります。
◆現物給与とは?
労働保険料は賃金総額に保険料率を乗じて算定します。そのため、従業員に支払った賃金の合計を算出しなければなりません。その際、食事の供与や住宅の供与についても、現物給与として賃金の合計に含めなければなりません。
◆食事の評価額が変更になっています!
現物給与の評価額は、厚生労働大臣が定めることになっているのですが、平成31年4月1日から、現物給与のうち、食事の評価額が変更になっています。
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/content/000500750.pdf
1人1月当たりの食事の評価額の変更を見てみると、次のように増額されています。
東京 20.700円→21,000円
北海道 19,800円→20,400円
兵庫 20,100円→20,400円
など
変更を織り込まず計算してしまうと、賃金総額の過少申告になってしまいます。
食事の現物給与がある会社の皆様、ぜひご注意ください。
今日もご一読ありがとうございました。
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