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GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオはどうなってるの?

◆GPIFとは?

 私たちの年金は次の3つの財源から成り立っています。

①年金保険料 ②国庫負担 ③年金積立金の運用益

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、このうち③の年金積立金の運用を担っている独立行政法人です。

運用資産はなんと150兆円を超え、投資の世界では「巨鯨」と呼ばれています。

 

◆その運用方針は?

 年金財源の運用であり、当然失敗がゆるされません。そのため、金融のプロ中のプロの知見を取り入れた資産運用体制になっています(そうでないと困ります・・・)

 

その運用方針とは、「長期+分散」です。

世間でも広く長期保有、分散投資の推奨がされていますが、GPIFもやはり同じ方針をとっています。

 

◆運用成績は?

運用成績を見てみると、2001年から現在までの収益率が2.73%となっています。(上図)

途中リーマンショックがあったものの、きちんとプラスの成績を出しています

◆気になるポートフォリオは?

 

GPIFの基本ポートフォリオは以下のようになっています。

(右図参照)

 

国内債券 35%

国内株式 25%

外国債券 15%

外国株式 25%

 

内訳をみてみると、

債券50%、株式50%

国内60%、海外40%

というバランスになっています。

 

◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

今日は、GPIFの資産運用について解説してきました。

ご自身の投資方針の決定の際に参考にされてはいかがでしょうか?

 

 

本日もご一読ありがとうございました。